[002] 生産性向上に投資8割(日経新聞)

これは日経新聞社が「社長100人アンケート」を実施集計した結果、「生産性の向上を目的とする投資について、経営者の55.7%は「考えがある」、24.3%は「検討している」と答え」合計79.3%つまりおおむね8割が生産性向上への投資に前向きだという記事です。

わたしは少しへそ曲がりなので、こういう記事をみると「2割は生産性向上に投資する気がないんだ~ どうして?魔法の秘策?? えぇ~?」と思ってしまいますが、それはさておき…

アンケートの対象の社長は、次のリンクで確認できますが、いずれも大手企業の社長ですね。

社長100人アンケート 回答者一覧

この投資は、IT投資のイメージがとても大きいように思います。わたしがはじめて社会人となった昭和62年(1987年)4月には、パソコンは専用台に設置されているMS-DOS機で、会社のデスクに必ずあるのは、残念ながら灰皿でした…

30年が経過すると、いまや新入社員でもポケットにスマホというITを必ず持っている時代に、いつの間にかなってしまいました。新社会人から見ると、生産性の観点では、昭和の会社はほぼとまって見えるのかもしれません。のろすぎて…

生産性向上を果たすには、働き方が変わると思っていたほうがよさそうですね。在宅勤務もそのひとつの姿だと思われます。おおきなマネーが必要です。これが大きな企業から動きがあるひとつの理由かもしれません。

3/27月曜日の日経新聞には「富士通、ITで効率化」の見出しで、営業支援ツールが紹介されています。

そして3/28火曜日には「IT職業訓練充実」として、その実現を最前線で手掛けるIT技術者養成にむけた経産省、厚労省の取り組みが記事になっています。

「ITが必要、さすれば人材が必要」(侍風)というぐあいに、世の中は、都合よくいろいろ考える人や目論む人がいて、思いのほかものごとは立体的に動いているということみたいです。

今日の記事ネタまとめ

①「生産性向上に投資8割」H29.3.9木 日経新聞
②「富士通、ITで効率化」H29.3.27月 日経新聞
③「IT職業訓練充実」H29.3.28火 日経新聞

2017年04月05日|ブログのカテゴリー:生産性向上