[093] 副業認める就業規則(日経新聞)… ①

週休3日制が記事としてニュースバリューがそこそこあるのだと思います。

まあまあ新聞に取り上げられているようです… ということを先般申し上げました。

そして平成28年版の厚生労働省の就業条件総合調査によると、

週休3日制を導入している企業は5.8%
週休3日制が適用されているのは、お勤めの方の中で8.9%

実に100社に6社、100人に9人が週3回の休みを甘受しているということです。

週休3日が身近な制度になるということは…

「週7日のうち3日なにするか問題」

これをよく考える必要があるということです。

わたしも30年近く勤め人でしたので、平日9時から18時まで会社で働くことがあたりまえの生活を続けてきました。

退職したら自由な気分になれる…と思っていました。

たしかに!土曜日と日曜日は、期待通り自由な気分になれました。

日曜日が終わってしまう!月曜日がやってくる!と憂わなくていいのは、とても気分がいいものです!

しかし…本当の難所は平日なのです!

自宅のみならず、街の空気が土日とは全く違ったものになり「自由」なわたしは世界から切り離されたような気分になりました…

そうなのです!

サラリーマンにとって、平日に丸腰で投げ出されると、世の中にひとり取り残されて、体が溶けて透明になってしまうような気分に突き落とされるのです。むろんそれはわたしの個人的な感想で、退職をしていたのと、悲観的なわたしのメンタリティのせいで、そんな気分になったのかもしれませんが、週休3日制で平日にお休みと言うだけで、れっきとして会社に席があるとしても、すこし手持ち無沙汰な平日になるのは間違いありません。

週休3日制というのは、休みが増えるということは喜ばしいことですが、例えば休みが(土・日)+(平日1日)というパターンだとすると、平日の休みは魔の曜日になりかねません。

「悪」魔の曜日にするか、魔「法」の曜日にするかは、自分次第ですが…

さて…

多くの企業は長らく兼業を認めてきませんでした。

その根拠は就業規則の定めであり、職務専念義務が多くの場合その理由です。

「副業なんかしたら、本業に身が入らないでしょ!」という理屈です。

では、すこし怖い作り話をしましょう…

土日がお休みの会社にお勤めのあなたは、イベント会社と雇用契約を結び、土日はゆるキャラ!として活躍していました。

大好きなゆるキャラの仕事で精いっぱい頑張るので、月曜日は疲れ果ててしまいます。特に、夏場の過酷さはあまりあります… 疲れを残して出勤するのですが… でもそこは大人です! ガッツでカバーして、会社には内緒にしていました。

もちろん本業に穴をあけたことなんかは一度もありません!

大好きなゆるキャラ勤務は好評で、それなりの収入があったので、2月に確定申告をしました。そして… 5月のGWが終わった頃に、会社には市町村から特別徴収税額決定通知書と納付書という書類が届けられます。

そこにはあなたの納めるべき地方税が記載されているのですが、税額は当然本業のお給料とゆるキャラ報酬の合算です!その書類の額に基づいてお給料から地方税が徴収されるのです!

その額がすこし高いことに人事部の給与計算担当が気付き… ひとりごとをつぶやいていたのを人事部長が耳に留めました。給与担当者は告げ口をするつもりはなかったので、すこしあわてましたが、後の祭りでした…

人事部長はあなたを呼び出して、事情を訊ねるのでした…

まずいです… とても…(汗)

タイガーマスクの正体がばれてしまったときのような気分だと思います!

アニメのタイガーはマスクがとれて正体がばれた後は「あはは!あはは!あはは!」と高らかにリング上で笑い…そして!反則技の波状攻撃で反撃するのですが…

ゆるキャラマスクくんは、プロレスラーではなくて、サラリーマンですので、高らかに笑うことも、反則技で人事部長を叩きのめすのも…すこしハードルとリスクが高いと言わざるを得ません… おとなですからね…

しゅん⤵

こんな時代が長らく続いてきましたが、そろそろ風向きが変わってきたということでしょうか?

「働き方改革」ですから!

厚生労働省は20日、企業が就業規則を制定する際のひな型となる「モデル就業規則」について、副業を認める内容に改正する案を有識者検討会に提示した。」H29.11.21火 日経新聞

これからは土日のゆるキャラ勤務を会社にオープンにできる日が、そこまで来ている!ということと読むこともできます。

しかも!お国のうしろだてありですから!
(お上>人事部長)

ちなみに、どのゆるキャラになっているかは、ゆるキャラ勤務会社に対して守秘義務がありますので、本業の会社にそこまで報告する必要はないでしょうね w

しかし、会社の立場になって、会社にこの兼業制度を実際に導入するときには、すこしコツが必要です。

次回は会社の立場で、そのあたりのことをご紹介したいと思います。

今日の記事ネタまとめ

①副業認める就業規則 厚労省、モデル改正案 中小へ普及見込むH29.11.21(日経新聞)

2017年12月14日|ブログのカテゴリー:働き方改革