実はわたし… この見出しにすこし感情的になりまして…
「これは空想科学小説的記事ダ!」と決めつけて!
記事を読むのをスキップしようとしていました。
世の中は、人手不足でそれを裏付ける新聞記事が多数あるのですからね。
しかし… わたしは社労士だということで気を取り直して、感情的になるのはすこし思いとどまることにしました。
一応記事の切り抜きだけはしておいて、リザーブしておくことにしました。
そして…すこし気持ちをおちつかせたあとで、職業的責任感にたちかえり… 記事を読んでみることにしました。冷却期間…というやつですね。
ところが…
読み進めてみますと…
これが意外に!
働き方改革の大切な課題である「労働生産性の向上」について、とてもよく整理された記事でした。
なにごとも決めつけはよくありません!
「労働生産性の向上」ないし「生産性の向上」は、とても耳障りのよい言葉なのですが、その具体的な例は何だろうと考え始めると、すこし困ってしまう実は難しい課題です。
「それはAIだろ!」と熱く語る方に、わたしは何人も出会いましたが、AIのイメージについては長々と教えてもらえるのですが、AIの具体的活用例について説明するひとには、残念ながら、まだ出会えていません。
AIに結び付けて生産性の向上と投資規模を解説してくれた人については、ゼロです…
実践している人?もちろん皆無です!
わたしの知っているAIと言えば…
Q「何歳ですか?」
A「少なくとも、アシスタントを務められる年齢ですよ。」
Q「で、何歳ですか?」
A「地球での年齢はわかりません。」
Q「どこに住んでいますか?」
A「わたしはここにいます。」
Q「どこから来ましたか?」
A「箱に書いてある通りです…Designed by Apple in California。」
そうです!iPhoneの Siri です。
わたしにとって、これが一番身近ですね。
Windows10のCortanaに同じ質問をすると、こう言っていました。
Q「何歳ですか?」
A「難しい質問ですね。インターネット上で時の流れを年数にする方法を知りません。」
Q「どこに住んでいますか?」
A「雲の中です。いろんな意味で。」
Q「どこから来ましたか?」
A「Microsoftで生まれました。」
このひとたち(SiriさんかCortanaさん)に、私のように新聞記事を見て「みんなの新聞整理」の原稿を書いてくださいとお願いして、できるとはとても思えません。
もしできたとしても、iPhoneやPCのように10万円以内で購入できるとは思えません。
あとはAI将棋ぐらいですが…
AI将棋さんは…優秀だとは思いますが…将棋しかできませんよね…
では、生産性の向上について、世間的には具体的にどのような段階にあり、どのような方向で、どのあたりまですすんでいるのかについて、本当のところが知りたくなってきます。
それがこの記事にとてもよくまとめていました。
スキップするのは、すこしもったいない記事です。
次回…この記事に書かれているポイントを解説してみたいと思います。
前置きで終わってしまいました。すみません…
(つづく)次回の更新は9月15日金を予定しています。
今日の記事ネタまとめ
①「202X年、人余り再び?(AI導入で省力化すすむ)」H29.8.26土 日経