[003] 「働き方改革」って、そもそもなに?

働き方改革」という言葉をよく見かけるようになりました。

3/15木の日経全面広告(色刷)は、Google社のコピーは「働き方改革に、いいスタートを。」でした。印象的な広告なので、切り取って事務所のホワイトボードに磁石で張り付けています。

いまから少し記事をさかのぼると…

4/4火の日経には、「働き方改革のチーム発足 十六総研」「レシップも働き方改革
4/4火の中日には、「入社式でも「働き方改革」」
3/25土の日経には「働き方改革 労使で委員会」
3/18土の中日には「トヨタの主な「働き方改革」」(一覧表)
3/17金の日経には、「ヤマト、働き方改革合意」
3/14から3/22までの日経の5回シリーズで「働き方改革 最前線」…

このように新聞にはたくさんの「働き方改革」の文字を見ることができます。

場面によって、使われる意味が少しずつ違うような気がしますが、そもそも「働き方改革」とはなんなのでしょうか?

その発信源のおおもとは、政府の「働き方改革実現会議」だと思われます。
ここをおさえておく必要がありそうです。
この会議は昨年の9月末から首相官邸で開催されている会議です。

「はたらきかたかいかくじつげんかいぎ」=「9がつ」=「しゅしょうかんてい」
社労士受験のときは、このようにカタマリで暗記をしました。
現実?世界でも役に立つこともあります。

テーマは9つです。たくさんあって、おぼえられませんが、従来あるものを「改革」しようとしていることがポイントだと思います。一応9つのポイントを書き抜いておきます。

①非正規の処遇
②最低賃金上げ
③残業時間規制
④女性・若者支援
⑤柔軟な働き方
⑥仕事との両立
⑦シニアの活躍
⑧転職や再就職
⑨外国人の就労

日経新聞は3/29水の特集で「慣行打破 9分野で」と見出ししています。
「慣行打破」の4文字が「眠眠打破」ぐらい印象的です!

働き方改革実現会議は、昨年9月に発足し、今まで10回の会議が開かれています。首相や麻生財務大臣、連合会長、経団連会長、東大や慶大の教授とならび、生稲晃子さんがメンバーであることを、平日5時が忘れられない世代として見逃すことができません…。ぜひ頑張ってほしいと思います!

今日の記事ネタまとめ

①「首相肝煎りの成長戦略」H29.3.14火 日経新聞
②「慣行打破 9分野で」H29.3.29水 日経新聞

2017年04月06日|ブログのカテゴリー:働き方改革