待機児童というのは、「保育所の入所資格があるのに申し込んでも入れないこどもたち」とさらりと記事に書かれていました…
わたしのようにピンとこない人には、すこし「文章明瞭 意味不明」的なところがあります。
調べてみると… 「理由があって」「認可」保育所に「入れなければならない」が、「入れなかった」児童のことらしいです…
まだ…ピンときませんよね。
ここには3つばかり、ポイントがあります。
①「理由があって」…「入れなければならない」
②「認可」
③「入れなかった」
世の中の特に働くママからは「そんなの常識以前!」「なにをいまさら…」とおしかりを受けるかもと思いつつも、少し解説をしてみたいと思います。
まずは①です。
「理由があって」…「入れなければならない」
難しい言い方をすると「保育に欠ける」(児童福祉法第24条)という言い方をします。
なんとも冷たいいいかたです…
児童福祉施行令第27条に「保育に欠ける」について、なんだかむずかしい言い方でいくつかの具体的な列挙がありますが、ほとんどの理由は「働くために預けたい!」でいいのではないでしょうか。
そして②ですが…
待機児童であるための条件は、「認可」保育所に入所を希望することです。
あくまでも厚生労働省に「認可」された保育所に入所したいという意向を持っているということがポイントです。
最後に③「入れなかった」とは…
「認可」保育園が満席で「入れなかった」という意味です。
「保育所入所保留通知書」という書類を受け取ることになります。
昨年の夏以前は「不承諾通知書」と言っていました…。
言葉がなんだか取り付く島もなく…すこし嫌な響きですね。
これら「①かつ②かつ③」の子=「待機児童」ということになります。
このあたりでわたしは「腹落ち」ができました。
「待機児童」とカウントされるということは… かなり追い詰められた状況だといえると思います。
おおくの「待機児童」ママは、どうしているのでしょうか。
これについて、あらためてご紹介したいと思います。(つづく…)
今日の記事ネタまとめ
①「待機児童ゼロ先送り(19年度末に、働く女性増で 厚労省原案)」H29.4.16日 日経新聞