[016] 外国人の純流入、13.6万人(日経新聞)

外国人が働いている姿、コンビニなどでいつの間にか、よく見かけるようになりました。
いつの間にか…というのは少し無責任な表現ですね…。
では、外国人が増えてきたのはいつからでしょうか?

2013年(平成25年)から」というのが、アンサーです。

総務省が公表する人口推計での、外国人の入国者数から出国者を差し引いた「純流入」が、2012年(平成24年)までは4年間マイナス(―)だったのですが、2013年(平成25年)からプラス(+)にかわりました。

そして「純流入」は、どんどん増え続けて、昨年(2016年[平成28年])には、136,000人の外国人が「純流入」しました。

どうりでここ数年で、よく外国人を見かけるようになったわけです。
この統計は、とても生活実感と一致していると思います。

結果、日本で働いている外国人は、100万人を超えました
2012年(平成24年)には、日本で働いている外国人の数が68万人余りですから、ざっくり1.5倍になったということです。

「働いている外国人」が100万人ですから、その配偶者など家族も来日しているとすると、日本に滞在している外国人は、そこそこの数になっているはずです。

この外国人を雇い入れて、折からの人手不足を補いたい!と考えるのは、いい考えなのかもしれません。人手不足が深刻であれば、背に腹は代えられません…

しかし…
日本は「移民」を認めているわけではありませんので、外国人が日本で働くためには一定の条件をクリアーする必要があります。

コンビニで出会う働く外国人は、それらの条件をクリアーして働いているということになります。

「じゃあ、条件とはなに?」ですよね。

このあたり少し整理してみたいと思います。
(次回に続く…)

今日の記事ネタまとめ

①「外国人の純流入、13.6万人(過去最大 人手不足、増す存在感 総務省推計)」H29.4.15土 日経新聞
②「働く外国人 100万人突破(19%増 初の大台)」H29.1.28土 中日新聞

2017年05月19日|ブログのカテゴリー:外国人就労